エリオ・グレイシーさんが亡くなられました
エリオ・グレイシーさんが1月29日(木)にブラジルのリオデジャネイロで亡くなられました。
エリオ・グレイシーさんはグレイシー柔術の創始者です。95歳でした。
エリオさんは、日本人の柔道家・『前田光世』がグレイシー一族に教えた柔術の技術を基に、力の弱かった自分でも使えるように改良を加えて現在のグレイシー柔術を築き上げました。
彼はアメリカや日本でブームになる数十年前から総合格闘技(バーリ・トゥード)を始めました。有名な試合は日本人の柔道家・木村政彦との対戦です。試合には負けましたが、体格の違いがあるにもかかわらずよく善戦しました。
現役の引退試合は43歳の時で、エリオ氏の弟子だったヴァウデマー・サンターナと試合をし、3時間以上の激闘の末残念ながら敗れました。
『400戦無敗』で有名な三男のヒクソン・グレイシー、六男のホイス・グレイシーの父親としても有名で、ブラジリアン柔術十段で柔術の象徴的存在として敬われていた。また、08年2月からはヒクソンを会長とする全日本柔術連盟(JJFJ)の相談役も務めていた。
彼はグレイシーダイエットという食事法を考案して、息子さんたちも実践しています。
・朝は果物しか食べない
・炭水化物は複数取らない
・サプリメントは飲まない
などの食事法を取り入れていたので長寿であったのかもしれませんね。